私とピアノ
7月になってしまった。2018年までそう遠くないような気がしてくる。
今日も私は部屋で引き籠っている。2日前の私と生活スタイルは変わらない。
しかし、月が変わるごとに違う私ができるようで月初めはなんだか楽しい。
最近、よくピアノによく触れる。
私は幼稚園の頃から中学3年生までピアノを習っていた。徒歩1分で着く近所の美しいおばさんがしているピアノ教室だ。
私はピアノが好きではなかったし、練習もあまりせず嫌々通っていた。クラッシックなんてつまらないし、シャープやフラットが楽譜に出てくると溜息ばかりでる。黒い黒鍵なんかなくなってしまえばいいのにと思っていた。
嫌々通っているのもあって、自分の弾いているピアノの音色で眠気を誘い、弾きながら途中意識が途絶え先生に「起きて!?」と怒られる?心配される?こともよくあった。
しかし現在、私はピアノが好きだ。辞めて気づいた。
好きな曲はたいていバックでピアノが鳴っているし、イライラしたりストレスがたまるとピアノを弾きたくなる。あんなに嫌いだったピアノが私の癒しになっている。
曲を作る時だって、ギターでメロディーを考えるよりもピアノでメロディーを考えたほうがはかどる。
きっとこれからも私はピアノと共に生きていくのだと思う。
私はピアノの音もすきだけれど、姿も好きだ。漆黒の黒の中に、純白な白鍵と白鍵を引き立てる黒鍵が据わっている。
そのピアノを弾く人の服装は黒色の服が一番似合うと思う。
鍵盤に触れる手は、細長く、しなやかな手だ。爪はきっと整えられているのだろう。
ピアノが弾ける男の人に私は惹かれてしまう。
指が、手が美しい人に私は惹かれてしまう。
きっとそれはピアノが好きなことも関係しているのではないかな。
ドラマをみても手が気になってしまうし、電車に乗ってもスマートフォンを持っている人の手を見てしまう。
私はピアノを習っていたからこそ、今音楽をしているのかもしれない。
ピアノを習っていなかったらギターに触れてもいないかもしれない。
私とピアノはずっと深く深くこれからも繋がっていくのかもしれないな
ここまで読んでくれてありがとう 素敵な一日を