朝6時半、家を出る
今日は5時半に起きて、シャワーを浴びて、家を出た。
家を出るとまだ起きるのを躊躇っているような空だった。昨日の夜の空気と、今日の空気が混ざっているような気がした。
時間は今日と明日の区切りを明確に示すことができるけれど、空の中途半端な色や空気の冷たさでは今日と昨日の境目がわからなくなる。
今日の中途半端な空の色や空気は、私の今日をそっとあたたかく応援してくれているようだった。
今日の予定としては、学校に行ってレポートを出し、急いで9時出勤のバイトに行く予定だった。
ところが事件が起きた。レポートに記入漏れがあったのだ。「あ〜〜私のバカ!!」心の声が叫んだ。いや、声に出していたようにも思う。
生憎、パソコンのある部屋は8時半からしか開かない。バイトも遅れていかなければならない。
レポートに記入する箇所の詳細を家に忘れてきたのも気づき気分はどんよりである。
家に電話してみれば、弟が出てくれ詳細の書いた紙をラインで送ってくれた。弟がいてくれてよかったと思った瞬間である。
朝のあの清々しさのかけらもなく早足で駅に向かい、これから自転車をゲキちゃしてアルバイト先に向かう。
これから幸せなことが起きますように!!
都合のいいときだけ神様に願ってしまう。
こんな私ですが、神様よろしくお願いしますね。